売れない不動産がもたらす問題
私は不動産・相続のコンサルティング業界で、これまで7000名以上の方の問題解決に取り組みしてまいりました。
コンサルティングをしていく場面で、どうしても売れない、貸せない不動産に出会うことがありました。例えば、山林や原野商法で購入してしまった土地などです。この不動産を子どもが相続しなければいけない。何とかしたいがどうにもならない。このようなことを幾度となく経験してきました。
そして、この売れない貸せない不動産は個人のみならず、社会的な問題にもなってきています。手間や費用がかかるため、相続の手続き一つである名義変更が行われず、誰が所有者なのか分からない土地が九州大陸ほどになっているのです。
所有者が分からないと、その不動産を道路や農地など他の利用をしようとしても、何もできません。地域社会にとっても大きな損失であり、問題と言わざるを得ません。
遊休不動産を再生させ日本を元気にする
一方で、不動産は使い方ひとつ、見せ方ひとつで価値は変わります。
従来とは違う視点を加えることで、新しい価値がうまれることもあります。
例えば、従来の視点では見向きもされなかった山林も、「自然の山や土地でソロキャンプをしたい。」「2拠点生活したい。」「農作物をつくりたい。」という利用者視点を加えます。
私たちが引き取った不動産を整備して、「このような使い方できますよ!」と呼びかけ、「どうぞ思いのまま使ってください」とすることで、そういう夢を叶えることができるのではないかと考えています。
「引き取って何をするのですか?」とよく聞かれます。
その一つの答えが、先のような夢をかなえるサポートです。他にも、語りつくせぬほど沢山のアイディア、実現させていきたいことがあります。そして、このような情報発信していると、「こんなことがしたい!」と熱意を持った仲間も増えてきています。
手放せず困っている方から不動産を引き取りして、負担からの解放や安心してもらうことと、不動産再生を通じて日本を元気にする。それが私たちLandIssuesです。