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2025.02.17

弊社代表・松尾企晴が「相続対策専門士」コースに登壇

2025年2月15日(土)、公益財団法人不動産流通推進センター主催の「相続対策専門士」コース(大阪会場)の第3日目において、弊社代表取締役・松尾企晴が講師として登壇いたしました。

この3日間の集中講座は、公認不動産コンサルティングマスターを対象に、相続対策に必要な提案力を養うことを目的とした専門的な研修です。松尾は「相続対策専門士がなぜ必要なのか」をテーマに、3日目の講師として登壇しました。

講義では、不動産相続に関する市場環境や実際の相続対策事例を紹介しながら、相続相談の現状やポイントを解説。AI技術の発展により、相談者が事前にインターネットで情報を収集し、より高度な質問をしてくる時代において、専門家としてどのように対応すべきかについても言及しました。また、家族会議の重要性に加え、個別ヒアリングの必要性についても強調しました。

午後の部では「超高齢化社会における家族信託&事例紹介」の講義に続き、グループディスカッションを実施。受講者は7チームに分かれ、事前ヒアリングシートをもとに相続対策について議論し、それぞれのアプローチや考え方を発表しました。各チームの着眼点の違いが浮き彫りとなり、プロファイリングを取り入れるチームもあるなど、多様な視点が共有されました。

最後に、相続専門士の役割と期待について総括し、「相続成功のキーワード」として、
・元気なうちに家族で取り組むこと
・理想の相続を明確にすること
・3つの「ハナス」(話す・離す・放す)
の重要性を改めて強調しました。

今回の講義を通じて、相続対策のプロフェッショナルとしてのスキル向上に貢献できたことを大変光栄に思います。今後も、専門的な知識と実践的なアプローチを提供し、相続対策の発展に尽力してまいります。