この度、弊社は和歌山県の事業者様より
和歌山県にある山林など（約19,000㎡）を
お引き取りさせていただくことになりました。

お引き取りさせていただくにあたり
近くにお住いの地域住民の方に安心していただけるよう
先日、住民説明会を実施させていただきましたので
ご報告致します。

説明会では

まず、事業者様の専務取締役よりご挨拶があり
その後、弊社の紹介と代表である松尾より挨拶をさせていただきました。

次に、所有権移転に関しての背景や目的の概要・移転対象土地の特性などについてお話し
さらに、移転手続きと契約内容についてもご説明させていただきました。

最後に、ご参加いただきました住民の皆様との意見交換を実施させていただきました。
今後、弊社が管理をしていくことになる山林に関しまして
お住まいになられている住民の皆様の想いや考えを聞くことができ
大変貴重な意見交換の時間となりました。

いくつかいただきましたご意見をご紹介致します。

＜住民の方＞
最近、大雨が降ることが増えていて、土砂崩れで木が倒れてこないか心配なのだが、木を伐ってくれないのか？

＜事業者様＞
森林組合さんに依頼をしている中、土砂崩れに関してはご相談している。
木を伐りすぎると崩れやすくなるということなので、このような状況にしている。

＜住民の方＞
新しい会社（LandIssues）に所有権を移転するということだが、つぶれてしまった場合はどうするのか？
また、他の会社に譲渡や売却する可能性はあるのか？

＜松尾＞
まず、15年間は弊社にて持ち続けるという条項があるので
15年間は他社への売却や譲渡ということは基本的に考えていない。
経営難にならないように努力を続けていくが、もしものときは弊社が信頼する方に譲渡することになる。
その場合もしっかりと住民の皆様にご説明させていただく。

＜住民の方＞
隣接している場所が若い木の新芽が生えやすくなっているようで、イノシシやたぬきが食べきているようで
食べる際に土を掘り返すので、木片や石が落ちてくることがある。
さらに先日、イノシシの遺体もあり、撤去した。

＜事業者様＞
予算もあるので、すべての場所を一度に対応することは難しいが、
今後、管理してくれるLandIssuesさんが自治会長さんと相談をして進めてくれることになる。

＜松尾＞
自治会の皆様からのご意見を自治会長さんにまとめていただき、相談をしながら作業をしていければと思う。

＜住民の方＞
開発業者に売ることはあるのか？

＜松尾＞
弊社の理念として、怪しい業者や海外の投資家さんには売らないと決めているので売らない。
ただし、有用な使い方のできる企業様から相談があれば検討することはある。

＜住民の方＞
私道を市に移管してもらいたい。

＜事業者様＞
これまで何度も市にお願いをしているが断られている。

＜住民の方＞
今後もお願いをし続けてほしい。
また、私道のままでも自由に通っていいのか？

＜松尾＞
もちろん今後もお願いをしたいと思うが、私の経験上、市は通り抜けられない道は断ってくるので、なかなか難しいと思う。
弊社に移転しても、これまで通り、自由に通って大丈夫。