更新日:2024-05-09
不動産会社等による価格査定は、10社へ依頼すると10社ともバラバラの価格です。
【理由】
価格査定は、成約や募集中の事例などを基に組み立てていくのですが、取引データが複数ある場合は、「取引価格が高い事例」「平均的な価格の事例」など、どこの価格帯のデータを採用するのかは不動産会社の担当者次第です。
例えば、取引価格が高い事例を採用し、そこから加点減点をしていくと、相場以上の価格になってしまうこともあります。
そうなると売れるまでに時間がかかる、結局価格を下げることになる、なんてことが起こります。
一方、売れなそうな不動産の価格査定でも起こります。
取引データが少ない、ほとんどないなんていう場合、相続税や固定資産税の評価額を採用して、“売れないだろうけど、依頼者に申し訳ないからそれっぽい査定価格”を出すことがあります。
100万円や200万円という価格を見たお客様からすると、それで売れるかもと期待しますよね。
もしそれで何年も売れなかったら、あの査定価格は何だったんだ?とガッカリしますし、ちょっと愚痴も言いたくなります。
そこで、弊社がおススメしている、適正価格を把握し“納得して”進める3つのステップがあります。
ポイント:不動産買取会社やプロ投資家の10社ほどに声をかける
インターネット掲載せず、売却活動する
入札期間は2ヶ月間くらい
買取会社等へ購入後にいくらで再販売するのか確認する
ポイント:3つの価格を把握できた
買取会社の時価、再販売価格、元々の価格査定額
ポイント:買取会社へそのまま売却、または、再販売価格等を基にインターネット掲載して売却活動する
実際の買取時価を基に価格を組み立てるので、売れる可能性が高くなる
この方法は、プロによる買取時価をベースに組み立てることができるため、相場も把握したうえで進められるため、納得感が高くなります。
また、売れ難い不動産だけでなく、すべての不動産売却に有効な進め方です。
インターネット掲載しないため、全国の不動産買取事業者とネットワークしている不動産仲介者へ依頼すること推奨いたします。
弊社の関連会社プロサーチ株式会社(創業2004年)では、本手法を基に全国対応していますのでお気軽にご相談ください。